四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(11月6日発表)

スミダコーポレーション(6817)

巻線コイル技術を中核に海外売上比率が9割近い電子部品メーカー、スミダコーポレーション(6817)が試練を迎えている。今2023年12月期第3四半期累計(1~9月)実績は、アメリカや中国経済の減速に伴う需要減少で操業度が低下。その結果、第2四半期累計(上期、1~6月)実績と比べると、増収増益のペースにブレーキがかかったのだ。

ジャパン・ティッシュエンジニアリング(7774)

再生医療製品やその開発製造受託などを手がけるジャパン・ティッシュエンジニアリング(7774)は6期ぶりの黒字化が届く範囲にきている。当社は2007年の上場以来、赤字続きで16年間でわずか2回ほどしか黒字化の経験がないが、今2024年3月期の営業利益はわずか1000万円だが黒字になる可能性が出てきているのだ。

ウエストホールディングス(1407)

自家消費型の請負案件を新たな柱に、太陽光発電ビジネスを総合展開するウエストホールディングス(1407)は、今2024年8月期(2023年9月~2024年8月)の業績が売上高646億5500万円(前期比47.8%増)、営業利益116億8300万円(同37.5%増)、純利益74億3800万円(同23.6%増)になる見込みだと発表した。